今回は、インドのNGOニーム財団から紹介され当理事長の平井と交友がある、
アーユルヴェーダ研究医学博士のパーネリ氏から教授いただいたニーム(neem)に関する
情報をブログとして共有できればと思います。
ニーム(インドセンダン)は、インド・パキスタンとビルマが原産地です。
サンスクリット語の名前は、『全ての病気の治療』を意味します。
ニームの種は、男性と女性の避妊具として考えられ研究されています。
また、ニームの種は、シラミ・イナゴ・ダニと蚊を含むバクテリアと200種類以上の昆虫を殺す農薬として使われます。収穫物を保護するために、殺菌剤として使われます。
ニーム(アザディラクティカ・インディカ)の種の利用は、ずっと以前からインドの人々に知られていました。
■ラテン名:アザディラクタ インディア(Azadirachta India)
■別名:村の薬局、インドセンダン・ニンバ(サンスクリット語)
■科:MELIACEAE
■ニーム樹の使用部分:樹皮、小枝、葉、根、種、樹液
1.特性
・体質改善剤(人の体質を変えて健康を回復する)
・抗菌性作用
・寄生虫駆除作用
・抗嘔吐作用
・抗真菌性作用
・抗炎症性作用
・消毒作用
・抗ウイルス作用
・強壮作用(解熱作用)
・低血糖
※1:免疫興奮薬、殺シラミ薬、殺精子(駆虫剤)
※1:興奮性飲料・・・コーヒー、お茶、酒類
2.内服薬としての用途
・不整脈
・関節炎
・咳
・糖尿病
・湿疹
・熱
・黄疸
・マラリア
・吐き気
・肥満
・リウマチ
・腫瘍
・潰瘍
・回虫
3.内服薬としての利用
・お茶
・チンキ
・カプセル
4.局部的な用途
・にきび
・水虫
・吹出物
・水痘
・湿疹
・歯肉炎
・痔
・ハンセン病
・歯垢
・発疹
・白癬
・疥癬
・切り傷
その抗菌性特性は、ブドウ球菌(Staph)とClostridiaに効果的です。
インドセンダンは効果的にシラミを殺します。
そして、特に種が殺精子剤として使われています。
Mahmoodinは、広範囲にわたる微生物に対して重要な活動を示します。
5.局部的な利用
・水痘、発疹と切り傷の場合は、入浴してください。
・ニーム葉ジュースは、吹出物と湿疹につけられます。
・樹皮の煎じ汁は、痔につけられます。
・小枝が、歯肉病を防いで、歯肉炎を治療して、歯垢を防ぐために、歯ブラシとして使われます。
・オイル(油)は、髪を整えるのに用いられます。
・葉が、にきび、スポーツマン足と白癬を治療するために、膏薬と石鹸で使われます。
・オイル(油)と樹液が、ハンセン病と疥癬<カイセン>の治療に使われます。
・ニームが化粧品に加えられるとき、それは皮膚をふさわしい状態にするだけでなく、化粧品を保存するのを助けます。
6.強力な(エネルギー論)
・苦い
・ニオイなどがつんとくる
・涼しさ
7.化学成分
・Mahmoodin
・フラボノイド
・meliacins
・triterpene bitters
・タンニン
8.禁忌
幼児、年輩者、妊婦・母乳を与えている方または、虚弱な体質の方には使用しない、
安全を考えた使い方の長い歴史があります。
しかし、内服薬として長期間飲んでいると、
貧血症、弱さ、食欲不振と体重減少になるかもしれません。
記述原文:Dr. Mukesh Paneri (アーユルヴェーダ研究医学博士)
パーネリ博士のホームページです。 www.drpaneri.com
ニーム財団理事長から紹介されたアーユルヴェーダ研究医学博士です。